こんにちは
うめころです

怒り狂って泣き喚いて
深淵の奥に怯えて萎縮して辿り着いたのは

少し異常な程の自己否定だった

別におかしい事では無いと思い込んでいた
それが当たり前になっていたから

だけど
マイナス思考の大半が
自己否定から来ている事に
そりゃマイナス思考だからさと納得しながらも
何処かに違和感を感じていた

いつからだっけ
どこからだっけ

自己否定したい気持ちはよく分かる
今の私はとても情けなくて不甲斐ない
こんなの本当の自分じゃ無いと心底思いたいと思っている

それでも余りにも不釣り合いな怒りの感情は
3年分の体たらくに対してだけだとしたら些か大き過ぎる

子宮内膜症の治療の為に服用しているジェノゲストの効果でイライラしているだけ?

あの2人とやり合った事で過剰に反応しているだけ?

過呼吸こそ起こしていないけど
パニック症の発作を起こしてしまっているの?

様々な可能性を考えた

答えはなかなか見つからなかった
どれも正解のように見えて
どれも不正解に見える

それでも
この激しい憎悪や怒りは本物で
どれを当て嵌めてもスッキリしっくりこない

そこで私は
私を責める過去の思い出達にも意識を向けた

深淵の奥を覗こうとした時の恐ろしい感覚に怯えながらも
ゆっくりと答えを探す為に考えた

お風呂で湯船に浸かっている時間を
そういった思考の為に使った

時を忘れ
暖かい湯が冷めてしまうまで没頭した
追い焚きをしたらのぼせてしまって気持ち悪くなった

怒りと悲しみという感情をセットで味わいながら
辛抱強く何度も繰り返し頭に浮かんでくるものを受け入れた

父の事を思い出して
お風呂で何度も泣いた

もう10年以上も前の事なのに
ここでも違和感を覚えた

父とセットで思い出すのは
叔父の事である

私は叔父にも顔向けが出来ない

私は父と父代わりの叔父の心を裏切っている

続く